◆十言神呪(とことのかじり)御神名奉唱の勧め;
◇合掌だけでなく、もっと積極的に祈りたい方には十言神呪(とことのかじり)の御神名奉唱をお勧めします。
◇十言とは"あまてらすおおみかみ"という天照大御神の御神名の読みが10個の音であること
から十言の神呪(とことのかじり)と言います。
つまり、 "あまてらすおおみかみ"という御神名そのものを何度も唱えることを言います。
◇前もって手を洗い、口を漱いでから次のようにします。
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◇先ず、
二拝、 (二回頭を下げます)
二拍手、 (二回拍手をします)
(導入部)
あめのおき、
つちのおき、
あめのひれ、
つちのひれ、 以上の導入部は一回だけ唱えます。
(御神名奉唱)
あまてらすおおみかみ、
あまてらすおおみかみ、
あまてらすおおみかみ、 と心を込めて何回でも気の済むまで唱えます。
(終わる時には)
二拍手、 (二回拍手をします)
二拝、 (二回頭を下げます)
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◇実際には、あーまーてーらーすーおーおーみーかーみー と適度に伸ばして発音する方が具合が良いです。
◇声の大きさは、周囲に聞こえて問題が有る場合には、人に聞こえない程度の小さな声でも良く、
念じるだけでも良く、
周囲に聞こえて問題が無い場合には威勢よく声を出してもよいのです。
声が小さくても心を込めて唱えれば良く、声の大小で神様への通じ方が変わる訳ではありません。
◇スピードは、実際に唱えてみて適度にリズミカルに心地良く感じるスピードが良いのです。
◇また、拍手と拝はその時の事情によっては省略しても可です。
◇この十言の神呪を3分でも5分でも10分でもそれ以上でも、その時の事情、環境、体調により
気の済むだけ唱えます。
◇自宅でも、どこの神社の前でも、御祭神が天照大御神でなくてもこの十言神呪(とことのかじり)で良いのです。
◇極めて簡単な修行ですが、侮ってはなりません。信じて行えば威力は絶大です。
必ず、気分清清しく、神通が得られます。 大勢の方々が実地に修行し、絶大な御神徳を被って居られます。
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◇十言神呪(とことのかじり)を強く推奨した友清歓真先生は
”十言神咒奉唱の時は必ず、大御神の大前に咫尺(しせき)して奉唱するの思ひをな為すべし。
軽々しく奉唱するは之れをな為さざるに及(し)かず。” とされています。
大御神の目前に居るつもりで奉唱しましょう。
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◇かつての伊勢の皇大神宮主典山口起業氏が明治初年に発行された冊子には次の様に述べられています。(抜粋)
『天照大御神(あまてらすおおみかみ)は高天原(たかまのはら)に神座(かむず)まりまして、
天地四方神人物を主宰し、照臨の神徳至らざる無きの義なり。
皇大神(すめおおかみ)は統大神(すべおおかみ)の義なり。
宇宙を統べて万神の徳を合わせ玉うの義なり。
この大神の神徳を仰ぎ敬恭粛拝するに必ずこの大御名(おおみな)を称う(となう)べし。
もしあやまちて諸々の悪念を萌さばこの大御名(おおみな)を称う(となう)べし。
もし諸々の善念を発せばこの大御名を称うべし。
もし諸々の幸福を得ればこの大御名を称うべし。
もし諸々の災厄を被ればこの大御名を称うべし。
能く此の如く心に誠に此の大御名を称うるときは、悪念は忽ち消して善志に移り、
善念は愈々張りて行いを遂げ、
幸福は益々大にして子孫に伝え、
災厄は変改して福祥となり、
終身服庸して此の如くなれば命終の後必ず高天原に帰して無量の福祉を受け、
その徳九族に延きて共に娯楽を蒙ること更に疑いなきところなり。
神典を拝読するの実理眞要此義に達するを以て第一の深奥とす。』
◇上記の大御名(おおみな)を称う(となう)べし、ということの意味は
"あまてらすおおみかみ" という御神名を称えなさい、という意味です。
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◇この十言神呪(とことのかじり)の効力が絶大なことは諸先輩方が多数経験済みのことです。
◇理屈よりも実践が大切です。
◇毎日実修しましょう。
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◆ファイルのダウンロード
◇十言神呪(とことのかじり)御神名奉唱の勧め pdfファイル
◇山口起業著 神典採要通解眼目の抜粋 pdfファイル
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